長く仕事に勤めていると、初心を忘れたり、行き詰まりを覚えたり、“ビジネスの壁”にぶつかることもあるはず。そんなときは、新鮮な気持ちを取り戻し、ビジネスマンとしての心構えを取り戻すことが大切です。今回は、どんな職場でも心がけておきたいこと3つを紹介し、壁を乗り越えるヒントにしていただければ幸いです。
人間力を身につけよう
社内イジメやセクハラ、基本的なマナーの欠如、風紀の乱れ、新人が長続きしないなど、企業内で起こる問題はさまざま。実は、これらの問題はビジネスマンとしてではなく、「一人の人間として」失格の烙印を押されてもおかしくありません。一人前のビジネスマンになるためには、まず人間として成熟する必要があり、その要素がないと社内や取引先からも信頼を得るのが難しくなります。つまり、“人間力”を磨くこともビジネスとして大切な務めです。
その姿勢は正しい?コミュニケーションの方法
コミュニケーションが上手い人は、口達者というばかりではありません。その基本は、“自分とは考えも、生きてきた環境も異なる他人と会話する姿勢”です。そのためには、まず相手の立場になって考え、慎重に言葉を選ぶ心構えが欲しいものです。自分の常識や価値観に依らず、相手の意見を素直に聞くゆとりも大切に持ちましょう。
プライベートの充実も忘れずに
「オンとオフをきちんと分ける」考えがビジネスの場では基本です。しかし、プライベートが上手くいかなかったり、乱れていたりすると、少なからず仕事にも影響を及ぼします。人間はロボットの様に精密に動くことはできませんので、普段の業務をスムーズに運ぶためにも、プライベートで心も体も休め、充電することが重要です。“仕事に精を出すために、プライベートは自分の好きなことを思う存分楽しもう”という発想もまた、ビジネスで活路を見いだすきっかけになるかもしれないのです。
ビジネスマンが忘れがちな心構えをご紹介しました。これらは、どんな職場でも通用する“仕事の潤滑油”となって心に張りと活力を与えてくれるでしょう。