顧客ニーズの掘り起こしや意識調査、宣伝PRなど、販売戦略に重要な役割を持つテレマーケティング。今回は、このサービスで用いられる手法「オープンアンケート」「クローズドアンケート」についてご説明します。それと同時に、電話代行企業などが行うテレマーケティングのサービス内容もご紹介したいと思いますので、同サービスの利用を検討されている企業様はぜひ参考にして下さい。
オープンアンケートとは?
テレマーケティング業務における調査手法のひとつ。特にターゲットを絞らず、不特定多数の人に向けアンケートを実施します。Web上で、さまざまな商品やサービスのアンケート調査が行われていますが、昨今ではインターネットを仲介し、より消費者(顧客)の意志に任せたマーケティング調査が主流となっています。
クローズドアンケート
非公開型のアンケートともいいます。オープンアンケートと違い、あらかじめ条件をつけて対象を絞り、リサーチを行います。基本的に、調査回答を約束しているモニター会員を対象に行われるアンケート調査です。
テレマーケティングのサービス内容
近年はWebを使ったアンケート調査が増えていますが、電話を介した旧来通りのテレマーケティングも行われています。そのような中でも電話代行企業は、電話を通して消費者の生の声をくみ取り、幅広い意見を集めることで、依頼者である企業の効率的な営業・販売活動に貢献しています。
大規模アンケートを効率よく進めるうえで、Webを使ったテレマーケティングに利点があることは確かです。しかし、ネット調査では一方通行の情報発信に終始してしまいがちです。その点、オペレーターが対象者と直接会話する電話テレマーケティングでは、一方通行で終わらない双方向のコミュニケーションが可能となり、隠れたニーズをつかみ取る手法として最適です。
オープンアンケートとクローズドアンケートでは、調査対象者のスタンスが異なるとはいえ、高度なコミュニケーション能力が求められることはいうまでもありません。多様なニーズの調査と、企業の認知度・好感度アップのための取り組みは、高品質のオペレーティング技術があるからこそ。長年の電話受付サービスで培ったノウハウが、テレマーケティングでも生かされているのです。