電話応対コンクールの概要

「電話応対コンクール」という大会があるのを皆様はご存じでしょうか?この大会は名前からも分かる通り、「電話応対」について、優秀なオペレーターは誰かを決めるための大会になります。開催しているのは「日本電信電話ユーザー協会」という団体になり、電話代行やコールセンターなどで仕事を行っているオペレーターのオペレーション技術やスキルなどを向上させる目的をもっています。

オペレーターの技術やスキルというのは何かと判定することが難しいもの。なぜなら、電話応対するユーザーによってその感じ方も異なれば、対応してもらった雰囲気によっても判断が別れるためです。そんな中、日本電信電話ユーザー協会では「もしもし検定」という検定を行い、オペレーターの技術を磨くための学習要領を確立し、スキルの向上やさまざまな知識を盛り込むための活動を続けています。

電話応対をする人

日本電信電話ユーザー協会が行う電話応対コンクールとは

そのひとつとして行われているのが「電話応対コンクール」です。全国の支部で開催される予選から始まり、勝ち残った電話応対技術の優秀なオペレーターが参加できる大会となっています。大会としては全オペレーター共通の問題が出題される形で「競技問題」というのが公開されます。

例えば前回開催された「第54回電話応対コンクール」では次のような問題が出題されています。
平成27年度電話応対コンクール問題

この問題文を元にオペレーターはより良い電話応対を行うべく、オペレーターの技術やスキルにもって、優秀なオペレーターを目指す訳です。

残念ながら弊社が参加することはありませんが、こういう形で企業の垣根を超えてオペレーター同士が切磋琢磨を行うのは、オペレーターとしては大変興味深くあります。

実際、出題されている問題は共通ということもあり、これらの問題を使ってのオペレーター技術の向上を行うこともできます。