転送電話は自宅の固定電話やスマートフォン、iPhoneなどでもできる便利なサービスです。逃したくない電話を転送したい、仕事の電話なので携帯電話からオフィスに転送しておきたいなどに利用するのが転送電話です。選定方法や停止の方法がありますのでご紹介します。
転送電話の意味
転送電話とは、着信しようとした電話回線とは別のところに着信を転送する機能のことです。例えば個人経営の弁護士が事務所を離れているとき、お客様から電話が掛かって来たとします。その時、個人事務所のため事務所内には誰もいないため、弁護士の携帯電話に転送できる仕組みになっているわけです。
ただ、相手がかけてきた場所から転送先への通信料は自己負担になります。この設定はau、NTT(docomo)、ソフトバンクなどの携帯会社でも設定可能です。企業によって申し込みが必要なことや、申し込みがなくても利用できるなど、分かれています。電気通信事業が付加サービスとして提供しているものです。
携帯電話の転送電話の設定の種類
今回紹介するのは「au」と「docomo」と「ソフトバンク」の3社。
「au」ではフル転送(かかってきた電話すべてを転送する)、無応答(かかってきた電話に出られないときに転送)・圏外転送(圏外にいるときや、電源が切ってある場合に電話を転送する)、選択転送(かかってきた電話を手動で転送する)の中から選択することができます。
「docomo」では申し込みが必要で、海外への転送も可能となっております。
「ソフトバンク」では転送電話の通信料が料金プランによって異なります。スマートフォンやiPhoneなどの携帯電話でも開始することができます。その他にも登録していた着信先に無条件で転送する無条件転送、時間帯によって予め指定された別々の着信先に転送する時間帯別転送などもあります。
転送電話の停止
転送電話には停止させることができます。転送電話を停止するには携帯電話の場合はそれぞれの携帯会社のホームページから設定方法を見ることができます。スマートフォンやiPhoneの対応機種によって停止する際の電話番号が異なっていることがありますので自分の携帯会社で調べましょう。最近では専用のスマホアプリから電話転送サービスが不要になるため、通信料がかからないというのも出てきています。
転送電話の設定には各会社の設定方法があり、手順を踏んで転送電話の開始を行えます。かかってきた電話をあらかじめ登録しておいた電話番号に転送してくれるサービスでオフィスや自宅の電話に転送できます。また電話代行などでも転送電話のサービスを行っています。