電話代行の初期費用

電話代行を利用する時に、まず注目して調べるのは「料金」です。もちろん安い方がいいのかもしれませんが、その費用の違いはどこに表れてくるのでしょうか。安易に初期費用が安い、無料という宣伝に惑わされず、じっくりと検討する必要があるのではないでしょうか。

初期費用無料は何がお得?

初期費用とはその名の通り、実際のサービスを利用する前の契約時にかかるお金のことです。登録料や設定料、また保証金などがあります。登録料だけかかる会社もあれば、登録料は無料で保証金だけがかかる会社もあります。初期費用が無料なのはありがたいですが、代わりに月額利用料が高かったり、オプション代金が上乗せされている場合もあります。

電話代行の利用頻度がそれほど多くない、短期間での利用を考えているのであれば、単純に安いだけの理由で決めて良いかもしれません。しかし、長期的な利用を考えているのでしたら、初期費用無料だけを見て決めるのではなく、きちんとプランの内容を把握して判断を行う方が良いと言えます。

どんなプランを選べばいい?

大きく分けて、月額制と従量課金制の2つがあります。月額制は利用しているプランに合わせて月額料金がかかり、従量課金制は1件ごとに料金がかかるシステムです。

どちらを選ぶかは、利用する側が必要とする対応方法によって変わってきます。多数の会社と取引があり、かかってくる電話も多いのであれば月額制が得でしょうし、個人事業主や会社の従業員が時たま不在になるぐらいでしたら従量課金制を選ぶとよいでしょう。ただし従量課金制でも、最低コール数が設定されている会社もありますので、こちらも確認が必要です。

サービス内容を確認する

初期費用無料で月額料も安いと確かにお得ですが、それだけで選んでしまうのは少し危険です。焦らずに、なぜ安いのかをきちんと確認してみましょう。たとえば受電件数の上限が少ない回数で設定されている、件数を超過した時の追加料金が高い場合、結果的に高くついてしまうこともあります。

オペレーターが在宅勤務もしくはスキル不足などで、お客様からクレームが入ってしまうことも否定できません。費用とサービスのバランスがとれているかが重要です。

利用するからにはなるべく費用を抑えようとするのは当然です。初期費用がかからない業者も多いので、初期費用は無料で当たり前と考える人も少なくないでしょう。しかし、安価であるのには必ず理由があります。

無料のサービスと有料になるサービスを見て、総合的にどちらが安いか考える必要があります。また、初期費用がかかる分、他社では有料となっているサービスを無料で行っている場合もあります。中にはクレーム電話の一次対応などを取り扱っている業者もあるので、費用が高い分クオリティも上がると考えてよいでしょう。初期費用だけでは全体の料金は見えにくくなっています。熟考しましょう。